地下4階

一発死が多くてメチャクチャ大変だ!!


マップが狭くてマッピングが楽でした!!でも死にまくる面なのでジジイを操作しながらスクリーンショットを撮るのがメチャクチャ大変でした!!ボクの苦労話をしていても仕方ないので攻略出発!

ザクッ!!いて!

ザクッ!!いて!

開始早々いきなり剣で斬りつけてくるとは何事か!?ていうか、マジでてめぇ、ざくざく斬ってくれちゃってコンチキショー!…って、トロールの肩越しに見える、ひげ面のアンタは!!最初の面で会ったアンタじゃないか!!おい、あんた!助けてよ!頼むよ、マジで!

トロールにボコボコにされたオジイさんでしたが、ひげ面の男が放ったナイフによって命は助かりました。ていうか、早く投げろよ、ひげ。


これで貸し借りは無しだぜ、ジジイ。
この先の部屋にはワームが住み着いていて凄く危険だ。
これを持っていけ。

カビくさい赤いカーペットを受け取ったジイ様は「何じゃ、臭いカーペットじゃのぉ。こんなに大きいのでは自慢のナイフを振り回すのに邪魔になるじゃろうが…」と思いつつ、礼を言おうと顔をあげると、ひげ面の男はすでに姿を消していました。

ひげ面の男が投げたナイフを受けたトロールは黒焦げになっていました。「あのひげ面は、炎のナイフとか、なんかそういうのを投げたんじゃろうかのぉ。トロールが見事に黒こげじゃもんなぁ。…ひげ面の男は、トロールにカツアゲされそうになってたんだけど、ワシがハシゴから降りてきたところで、トロールが”あ、こっちのジイ様の方がやりやすいかも”なんつって、ワシに向かってきたんじゃろうか。だとしたら、今回はプラマイゼロのような気もするのぉ…。」

「お、それなら、まだワシの貸しが残ってるということか」

ジイさんはカーペットをかついでブツブツと歩いていきます。

「うお、暑い!ていうか、熱い!」

ドアを開けたフロアは、床から炎が噴き出しています。炎を避けて歩いていくのは簡単そうですが、床がもこもこ動いているのに気づきます。

「もしかして…ワーム?」

ひげ面の言う通り、ドアを開けたフロアはワームの住処となっています(②)。数歩進むとすぐにワームに察知されて食べられてしまうでしょう。ジイ様は、ひげから貰ったカビ臭いカーペットに乗ってみることにします。


「おお!浮いた!すごい!」

カーペットはフワフワと宙に浮く、魔法のカーペットでした。これでワームから襲われる心配はなくなりました。床に設置された白い穴からは一瞬で全ての物を焼き尽くす地獄の炎が噴き出されるので、白い穴の上を飛ばないように進みます。慣性の付くカーペットの動きはとても制御しづらく、壁にぶつかると勢い良く弾き飛ばされてしまいます。ゆっくりゆっくり慎重に飛び、ジイ様は、やがて②へ到着します。


「おう、行き止まりじゃが、ボロキレが落ちとるぞ。ワシは転んでもただでは起きんジジイなのじゃ。」

カーペットの上からアイテムを発見したジイ様は、カーペットをたたんでアイテムへ近寄ります。ボロキレではなく、見事な刺繍の入ったスカーフでした。スカーフを拾い上げると、スカーフにくるまっていた物が床へ落ちました。指輪とメッセージです。メッセージには「アンナへ。この指輪を身につけよ。災いから逃れられるだろう。父ダンリックより」とあります。ダンリックってだから誰なのさ?どうせジイ様はいつまで経っても全然見えてこない謎にやきもきしながらカーペットを広げます。

「アンナ?アンナといえば、モロボシダン…いやいや、それはアンヌじゃ。”何とかクエスト2”とかいうので、復活の呪文の歌を歌ってた子がそんな名前じゃったかのぉ。なんか忘れちゃいそうだから、メモしておこうと。あ、ん、な…っと。」


ジイさんは指輪に「アンナ」とサインペンでメモをしました(すんなよ)。

ところで、カーペットに乗ったままではドアを開けることが出来ません。アイテムを取ったりドアを開けるときにはカーペットから降りなくてはなりませんが、出来るだけ近くで降りましょう。そうしなければワームに気づかれてすぐに食べられてしまいます。出来るだけアイテムやドアの近くに降り、用を済ませたらすぐにカーペットに乗りましょう。

さて、そんな感じで、出来るだけドアの近くでカーペットを降り、ドアを開けたジイ様ですが、ここもワームの住処です。なかなか広い部屋ですが、取るべきアイテムなどは一切ありませんので、カーペットに乗って③の部屋を目指します。


③に無事着いたジイ様は、寝転がりながら「な~んだか師匠は何処にいるんだか、ダンリックって誰なんだか、ひげ面が誰なんだか全然分からねぇなぁ。でけぇワームとかウヨウヨしてるし、火がボウボウ燃えてたりして、このダンジョンって、すっげぇ危険だしさぁ。オレってもしかしたら貧乏くじ引かされたのかな?あと、アンナって、本当に復活の呪文を…」なんて色々考えてるうちに、いつの間にか眠ってしまっていました。

ジイ様は夢を見ています。

美しい街が見える…人々はみな若く、力と希望にあふれている…。しぶきを上げる泉の水が街を潤している…いたるところで泉の水は輝き…

突然美しい風景は真っ黒になり、男の顔が浮かんできます。…モーダミア!我が師匠!

夢の中の彼の姿は、見慣れたものとは違う。優しそうな暖かい雰囲気は消えうせ、目は冷たくくぼみ、邪悪な感じさえさせるではないか。

ジイ様は胸騒ぎを感じながら起き上がりました。


ハシゴを降りると(④)、金属が激しくぶつかり合う音が聞こえてきます。ゴブリンとトロールが戦っています。



ジイ様は慣れた手つきでトロールを1人倒し、もう1人のトロールへ向き直ります。残念ながらゴブリンを救うことは出来ませんでしたが、もう1人のトロールもジイ様の敵ではありませんでした。


ジイ様の殺人拳は今までに見たものの使いまわしなので特に解説しませんが、「君、スタイルはいいけどブスだねぇこっつん杖(再度登場)」を大炸裂させた後、ゴブリンを倒したトロールへクルリと向き直り、「必殺盲目首ちょんぱナイフ(首はお腹の上にねバージョン)」を超炸裂させます。


さらにハシゴを降りると(⑤)、そこには美しい女性が女の子座りをしていました。「女の子はどうしてそんな風に横に座るの?楽なの?手が痛くなんない?」なんて聞いてみようかと思いましたが、ジイ様の唇が動くよりも早く、女の子は話し掛けてきました。積極的です。


そこのお方、どうぞ助けてください。
私はさらわれてここまで連れて来られました。
詳しくは良く分からないのですが、
みな「モーダミアの命令だ」と言っていました。

父のリングを使ってここまで逃げてきましたが、
どこかに無くしてしまったようです。

どこかで私のリングを見つけませんでしたか?

ジイ様は、スカーフにくるまれていた指輪の事を思い出しました。「そうか、この娘はダンリックという男の娘なのか。名前はアンナだったっけ…。ダンリックって誰なのか聞いてみようっと…」と思いながらジイ様がポケットから指輪を出すや否や、娘はジイ様から指輪をひったくり、喜びのあまりジイ様に抱きつきました。

アンナとジイ様のGIFアニメを作りました。
映画「戦場のメリークリスマス」を彷彿とさせる気がしますが、
彷彿とさせないかもしれません。
さあ、壁紙にして”エンドレス抱擁”を堪能しよう!


ありがとうございます!!

さあ、代わりにこの指輪をお持ちください。
それと、役に立つかどうかは分かりませんが、
偶然ドワーフの話を聞いてしまったのです。

時計回り、3つのリングが三角の回りに。
9数える。

これがナゾを解く手助けになるかしら?
それでは、さようなら。

ナゾの男ダンリックの娘アンナは早口で話し終えると、指輪を操作してどこかへ行ってしまいました。「すげぇ便利な指輪じゃん!!あれを使って師匠の所まで進めたらいいのに!!」とジイ様は思いましたが、アンナに抱きつかれたときの衝撃を思い出しながら一人興奮してしまうのでした。「結構アンナちゃんったらボインなのね…。一瞬、弾かれそうになったもんなぁ。歳は幾つくらいなんじゃろうか…。20歳くらいかのぉ…。」思わず恋心を抱いてしまうジイ様でした。


ハシゴを降りると(⑥)、小さな部屋に出ます。三角の絵が床に描かれています。ジイ様はアンナから聞いたドワーフの話を思い出します。…ドワーフ?このゲームにはゴブリンやトロールだけでなく、ドワーフも出てくるのか?あ、いやいや、そうじゃなくってナゾじゃったな。時計回りが何たら言っておったな。


ぐるぐる回るジイ様

ジイ様が何となく三角の絵の回りをグルグルと回っていると、3回転目に床の一部がスライドし、下へ下るハシゴが出てきました。

「なんちゅうか、もう半分くらい冒険したはずなのにちっとも物語が分からんのぉ。…それにしてもアンナちゃんか。どんな食べ物が好きなのかのぉ。ヒゲの生えた男は好きかのぉ。”ヒゲの生えた男の人って、何だか凄くダンディ!”なんつって言ってきたらいいなあ…」

思わずニヤけながらハシゴを下るジイ様でしたが…。

妄想と煩悩でいっぱいのジイ様の後姿