地下2階

うっひょ~!!スライム超強えぇぇぇ~!!



今回も変なマップで始まるぜぇぇぇぇ~!2階では、なんと④からゲームスタートです!!というのはウソで、やっぱり①から始まります!!無駄なウソついてスイマセン!!


ジイ様がハシゴを下ると、そこにはグリーンスライムが2匹ウロウロしています。時々ブクブクッと泡を出しているのを見ると、何となく「溶かしちゃうぜぇ~!?」という雰囲気がします。試しにスライムに触れてみると…オォッ!思ったとおり!!ジイ様が溶けちまいます!恐るべしグリーンスライム!ロールプレイングゲームなんかじゃザコ中のザコ的な扱いなのに、このゲームでは超強敵です!

溶けるジイ様

…という事で、グリーンスライムは結構動きが素早くて避けるのが大変ですが、避けつつ、部屋の真ん中辺りに落ちている赤い宝石をゲットしましょう。そのまま出口の近くのガイコツへ。


ガイコツを調べるとエルフの剣が見つかります。この剣を持っていると、エルフの素早い能力が備わり、攻撃の際に動作が機敏になります(あんまり体感できませんが…)。おぉっ!イイもん拾った!ガイコツの下には、まだ何かあるようですが、ここではこれ以上探してはいけません。何故ならガイコツの下にはグリーンスライムが隠れているからです。

宝石と剣を拾ったらドアを通り、②の地点へ。②へ行く前に座り込んでいるオヤジがおります。何か小さな石をハンマーで叩いているようです。彼に敵意は感じられなかったので、ジイ様は「こんにちは。こんなところで何をなさっているのですか?」と礼儀正しく質問しました。


うっせぇな、宝石をカッティングしてんだよ。ジジィ、お前はこの宝石が欲しいんだろう?
でもやらねぇよ。絶対にやらねぇ。邪魔だからあっちへ行きな

カチンと来たジイ様は”このドワーフをできるだけ残酷に殺したい”と思い、72通りの殺し方を瞬時に思いつきましたが、ここはグッとこらえて②の地点へ進みます。

怒りに震えつつドアへ向かうジイ様

ドアを開くと、向こうからトロールがやって来ます。何故こんなところにトロールがいるのでしょう?ジイ様が不思議に思ったその瞬間…


バカ者め!

「…あ?バカだぁ?誰に言ってんだコラ?」

ジイ様は、さっきの”つっけんどんなオヤジ”にカチンと来ていたので、問答無用でナイフを抜きました。

ひら~り・・・


おらぁ!!


べちゃ

怒り狂ったジイ様に怖いものはありませんでした。

これぞ「必殺盲目首ちょんぱナイフ!!」

「はっ!口ほどにもねぇ!!」

ジイ様は吐き捨てるように一人ごちながら歩いていきます。ちなみに「盲目」という単語に意味はありません。インパクトを狙ってみました。

②を通り過ぎ、③の部屋へ入ると、緑色の小さな火の玉がこちらへ向かってきます。小さな火の玉は全くスピードをゆるめること無くジイ様に激突!ジイ様はダメージを受けてしまいます。

うぉっ?この火の玉はいったい…?ジイ様はここでひらめきました。そういえば、一階で見つけたアイテムの中にウィル・オー・ウィスプがどうのこうのって書いてある物があったような…?

ジイ様は急いでアイテム袋をゴソゴソやり、「チャームの巻物」を見つけました。余談ですが、このゲームでは全然使わないアイテムが見つかることがあります。使わないアイテムとは、ほとんどが使った途端死んでしまうトラップアイテムなので、使いたくても使えないアイテムなのですが…。
それはともかく、全然使わないアイテムは次の階へ進むと自動的に無くなっているので、どれをどの局面で使用すればいいのか無駄に悩まなくて済むので安心です。

小さな火の玉ウィル・オー・ウィスプに向かって「チャームの魔法」を唱えると、ウィスプ達はジイ様に魅了され、近寄ってきました。


「ウフフ…可愛い奴らじゃわい」
ジイ様は、ほっぺたにスリスリしてくるウィスプ達に微笑みながら部屋を歩いていきます。


③の部屋に入ってすぐ左に、石が落ちているのに気づいたジイ様は「後でこの石を、あのクソ生意気なオヤジに思い切りぶつけてやろう」と企み、薄笑いを浮かべます。

④の部屋へ入ると、ドアを守るゴブリンが2人立っています。「オラオラどかんか~い!!」まだムカムカしているジイ様は異様に好戦的な態度でゴブリン達へ向かっていきます。

すぱーん…

べちゃー


「いいか若造ぉぉぉ~!!
お前らなんかなぁぁぁぁぁ!!
こおぉぉぉだぁぁぁぁぁぁ!!」

むくむくむく…

ばちゃーん

2人のゴブリンを瞬殺したジイ様は、ゴブリンの死体から袋を見つけます(ちなみに「街頭調査!あなたの脳みそ見せてくださいナイフ」「君、スタイルはいいけどブスだねぇこっつん杖」という技が炸裂しました)。袋には「この粉を吸い込むと、誰でも親切になっちゃいます!お試しあれ!」と書かれています。「何じゃこりゃ」ジイ様はとりあえずアイテム袋に追加しました。
ちなみに、この2人のゴブリンと、部屋の中のゴブリンは、ゴブリンの王様を守る任務についており、非常に戦闘能力の高いゴブリンです。一階に登場したゴブリンよりもずいぶん動きが良いので、心して臨みましょう。

瞬殺したゴブリン2人の屍と、思わず記念撮影

ゴブリン達が⑤の部屋へ入ると、今度はゴブリンの王様と、衛兵が2人立っています。王様がこんなみすぼらしい部屋で突っ立って何をしているのかと思いますが、ここでジイ様は思いつきました。「怒りにまかせてここまで来たが、さすがにワシも疲れたのぉ。おっそうじゃ!ウィスプ君達に手伝ってもらおうか!」ジイ様はもう一度チャームの魔法を唱えました。



ウィスプ達はゴブリンへ攻撃を始めました(写真右)。衛兵達は何が起こっているのか分からぬまま絶命・・・。衛兵2人を倒すと、自らを激しく激突させて戦っていたウィスプ君達も力尽きてしまいました。

べちゃ

どろり

ちなみに、ウィスプ君の力を借りずに戦った場合、1人は最初のステージで炸裂させた「真っ二つになって2倍、2倍ナイフ!!(まっぷたつになってにばいにばいないふ)」を、もう1人には「横に真っ二つになって2倍、2倍ナイフ!」をフィニッシュブローに使用します。「横に真っ二つ」の技は、いつゴブリンに斬り付けたか分からないほどに高速なので、一見の価値があるかもしれません。ジイ様が魔法をあまり必要としない理由が分かるような気がします。それにしても、縦と横に真っ二つにするなんて、ジイ様も粋なことをしますね(くすくす)。


戦闘モードに入りっぱなしのジイ様は「あの威張りくさった王様もブッ殺さなくちゃならねぇなぁ…多分」と思い、再びアイテム袋をガサゴソやり始めました。

「おっ、こいつは行けそうじゃのぉ…」ジイ様は床に置かれた干し草に、キノコの種(1階で入手する変な匂いの正体は、このキノコの種なのでした)を植えました。キノコは見る間に大きくなります。「うわっ何かヤベェ!」ジイ様は慌てて部屋の外に出ます。


少しして部屋の中を覗いて見ると、おっ!王様が死んじゃってる!!キノコが急成長し、有害な胞子を飛ばしたのでしょうか?よっしゃぁぁぁっ!!どうじゃゴブリンどもめ!

おっ!?王様にはまだ息があります。


水を・・・水をくれんか・・・水をくれたなら、情報をお前にやろう…

ジイ様が王様に水をあげると、王様は語り始めました。

次の階へ進むための情報だ…。
スライムを通り過ぎ・・・3つの宝石を…グリーンスライム…石は…床に…右、左、中央へ……

王様は今にも消え去りそうな声で話しましたが、その声も今は聞こえなくなりました。王様の固く握られていた手からカギが滑り落ちました。・・・これってただのゴブリン虐殺じゃないの!?ゴブリンを皆殺しにする理由なんか無いじゃん!!ジイ様はやっと我に返り、自分の行った虐殺に心を痛めました。「確かにゴブリンどもから攻撃されとったが、ここまでやる事は無かったかもしれんのぉ」

⑤→④→③→⑥へと進むと、こんな所で陽気にバンジョーを弾いているオヤジがいます。


は~い、いらはい、いらはい。スライムに触れても全然大丈夫!!こんな夢のようなオイルはいらんかね~?そこのダンナ!オイル買っていかない?たったの80ゴールドだよ!!

あの、「ウィザード・オブ・イモータル」登場モンスターの中でも最強モンスターと言われるグリーンスライムの力を無効にするオイルだって?すげぇ!是非欲しい!!・・・でもワシったら80ゴールドも持ってるのかな?一度キャンセルして、所持金をチェックするジイ様でした。80ゴールド以上持っていたので、もう一度オヤジに話し掛けると…

お客さんったらラッキー!!今なら60ゴールドでオッケーだよ!!今なら60ゴールド!!買ってくだろ?

やった~!!オレったら本当にラッキー!!今マジで80ゴールドで買おうと思ってたんだから!!いやった~!!儲けたぜぇ~!!

ジイ様はホクホクしながら、歩いていきます。⑥→①と進み、⑦へ進もうとすると、さっきのつっけんどんなオヤジがいます。ジイ様は、一瞬、さっき拾った石をぶつけてやろうかと思いますが、怒りに任せた自らのゴブリン虐殺に胸を痛めたジイ様は、さっきゲットした「誰でも親切になっちゃう粉の入った袋」を思い出します。「こんなムカつくオヤジでも、殺す事はないのじゃな。この粉が効いて、少しはイイオヤジに変わってくれるとイイが…。」オヤジに粉を振り掛けて話し掛けると…

オレに手助けさせてくれよ!あんた、宝石必要だろ!?今カッティング出来た奴をやるからよぉ!頑張れよ、な!!

メチャクチャ効果てきめん!!オヤジありがと…う!?宝石カッティングのオヤジはジイ様に宝石をくれると、スクッと立ち上がります。


そして壁をコツンと叩くと、壁はクルリと回転し、ドワーフのオヤジはどこかへ去っていきました。…このダンジョンはからくり屋敷?

ジイ様は、店の近くのワラの上で一休みします。ひょっとしたらトロールはゴブリンの王を暗殺しに来たのかもしれんなぁ。考えてみたら、トロール達はどいつもこいつも失礼で乱暴だけれど、ゴブリン達ったらそんなに失礼でも無いし、乱暴ものというわけでも無いね…。どうにかしたら友達になったりできるかも…。そんな事を考えながら眠りにつくジイ様でした。

さて、一眠りしたところでドアを開けて⑧へ突入します。ここは通路が非常に狭いのにグリーンスライムが2匹も!ハッキリ言って避けられません。さっき買ったスライム避けのオイルを足に塗ります。


おっ!本当だ!!スライムに触れても溶けないぞ!スライムってブヨブヨしてるだけじゃなくて、結構ヒンヤリしてるんだ!!ジイ様は新たな発見とともに、ひらめきました。そうだ!さっき拾った石をスライムに溶かしてもらおう!ジイ様は床に石を置き、スライムを誘導して石を溶かしてもらいました。すると、思ったとおり、石が溶けて中から宝石が出てきました!

⑨へ入ろうとドアに手をかけると、カギがかかっています。さっきゴブリンの王様からゲットしたカギを使って中に入ります。ありがとう王様。すまなかった王様。


部屋の中には魔法陣のような模様が3つ書かれています。それぞれ小さなくぼみが4つずつついています。ここでジイ様は王様の最後の言葉を思い出しました。「右、左、中央・・・」


宝石をキチンと並べるとハシゴが現れました。いや~、良かった良かった。


次の階はもうちょっと楽ちんだと嬉しいのじゃがなぁ…。